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活動報告2006年 10月号 |
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市川市公式親善代表団に参加して |
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私は市川市公式親善代表団の一員として、始めてヨーロッパ、フランス・レンヌ市、ドイツ連邦共和国・ローゼンハイム市、両市へ市川市議会の代表として、八月二十一日より八月二十九日まで、千葉光行市長・西垣惇吉教育長・市川市議会議長佐藤義一議員他、市職員四名の計八名で訪問してまいりました。
最初の訪問先はフランス、レンヌ市。
まずフランスの印象は緑豊かで食料自給率世界一位の国だけに(自給率フランス130%・日本40%)列車の窓から見た見渡す限りの耕作された農地の広さにただただ驚かされました。
レンヌ市は市川市と同じくWHO(世界保健機構)に加盟しており、レンヌ市役所を表敬訪問し、健康都市政策の説明をお聞きし、また、子育てに対する支援体制が整っているのか、出生率が伸びていることなども含め、是非とも参考にしなければと思いながらレンヌ市と別れ、今回の公式訪問のメインでもあります、ドイツローゼンハイム市へと一路出発致しました。
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ローゼンハイム市役所
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ドイツ、ローゼンハイム市とは、パートナーシティ締結以前より民間交流をすでに行っており、市川市の少年サッカーチームの派遣や国際交流協会が行なっている中学生相互派遣事業の相手市でもあります。
そして、ローゼンハイム市もやはり、緑豊かで大変多くの木々と水量の豊富な河川が街の中を流れ、歴史と落ち着きを感じる都市がまず第一印象でした。
また、今回の訪問には、市川市民親善訪問団二十八名の市民の皆さんと共に幾つかの行事に参加しましたが、何といってもローゼンハイム市の伝統行事(ハープスフェスト)秋祭りに参加させていただき、式典のパレードでは、ローゼンハイム市長の乗った馬車を先頭に、千葉光行市長も馬車に乗られておりました。
私たち公式親善団は、市民親善訪問団と一緒に特別な車両に乗せていただきました。
駅から式典会場までの沿道約二qの間には、地元市民だけではなく、近隣市からも大変多くの人たちがパレードを見に来ており、数万人の方々から熱烈な歓迎を受け、市川市では経験できない、大変なお祭りを大いに楽しませていただきました。
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友好記念 バラの植樹式
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一人ローゼンハイムの街を気ままに散策して気づいた点、まず商店街で閉まっている店が無いこと。
今、日本全国での共通の悩み、シャッター商店街とは無縁のローゼンハイム市でした。
思うに、市民は地元の街を大事にしている事を実感させられたところであります。
また、歩道には、自転車専用と歩行者用にと別れているなど大変参考になりました。
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ローゼンハイム(秋祭り)
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いずれにしましても今回の公式訪問に参加して、フランス、レンヌ市とは都市間交流の締結はしておりませんが、WHO健康都市としての健康について参考になり、ドイツ、ローゼンハイム市とはお互い国レベルではGDPなど世界の上位に位置しておりますが、やはり歴史のあるドイツにはまだ多くの学ぶ点があり、今後も両市にとってお互い更にメリットのある交流と一部の市民だけではなく、多くの市民が何らかの形で交流が出来る事を、私も市川市民の一人として願っております。
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