平成28年も残すところ数日となり、皆様にはご健康にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
また、日頃より種々ご指導ご支援を賜り誠にありがとうございます。
2016年度も、日本国内外を含め話題の多い1年で終えようとしております。そうした中、日本にも必ずや大きな影響が生じると言われている、イギリスのEU離脱に向けての動きが気になる所であります。併せて、TTP受け入れに対し反対している、ドナルド・トランプ氏がアメリカ合衆国大統領選挙で勝利し次期大統領に決まりました。日本は、衆議院TTP特別委員会で承認案が可決されましたが、次期大統領を含め日米関係がどう進展するか分かりませんが、我が国にとりまして良い方向で進むことに期待したいと思います。
国内の話題は、リオデジャネイロオリンピックでの日本選手の活躍により、41個のメダルを獲得し、4年後の2020東京大会開催に向け素晴らしい結果であったと思います。また、関連する今年の大きな話題は、東京都の知事選挙で小池百合子知事が誕生し、五輪競技の会場見直し問題や築地市場の豊洲移転問題が今年の後半での大きな話題となっており、隣接する自治体としても、早い解決を望むところであります。
さて、本市の状況は、私なりに評価をさせていただきますと、国を始め多くの自治体では人口の減少が顕著に表れておりますが、市川市は、今年も微増ではありますが人口増で推移しております。結果、市税収入等の一般財源はプラスとなっております。しかし、本市も急激な少子高齢化問題への対応、併せて防災対策や公共施設の老朽化問題など、多様化する行政課題が山積しております。今後も持続可能な市川であり続けるために、引き続き、市民ニーズの多様化・複雑化する中、予算執行に対しては、必要性・優位性を厳しく精査してまいる所存であります。
結びに、これからも「夢のある街いちかわ」の実現に向け、全力で取り組んでまいりますので、更なるご支援をよろしくお願い申し上げます。
皆様のますますのご健康・ご多幸そして、来る平成29年が幸多い年になりますことをご祈念申し上げ挨拶とさせていただきます。
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