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2005年6月議会 |
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平成17年6月市川市議会定例会は6月8日に始まり、23件の議案を可決成立し、6月24日に終了いたしました。今定例会は、任期の後半に入り、常任委員会は新たに改選を行いました。私は民生経済委員会、保健福祉局(保健福祉政策室・福祉部・こども部・保健部)、経済部及び農業委員会の所管に属する事項を担当することになりました。
※2月定例会は会派代表質疑を行いましたが、6月定例会は、持ち時間60分の一般質問を行いました。内容を要約し報告させていただきます。
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平成17年6月議会の質問内容 |
○国分川調整池整備事業について(関係者)
(1)国分川調整池基本計画の内容について
(2)仮称国分川調整池を育む会の目的と今後の予定について
○道路行政について(関係者)
・都市計画道路3・4・15号(市川柏線)の安全対策のその後に
ついて
○消防行政について(関係者)
・北消防署および大野出張所の今後の方向性について
○個人情報保護法の前面施行について(関係者)
(1)国の法律施行に伴う本市の対応
(2)民間企業に対する指導及び対応
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本市の個人情報保護対応 |
問 |
情報化が進み、行政も企業も大量の個人情報を処理している一方で、個人情報が売買され電話やダイレクトメールが関係する犯罪被害が多発している。そして個人情報に対し関心が高まる中、4月1日より個人情報保護法が全面施行されたが、本市のこれまでの対応と保護法の対象外となる小規模な民間事業者への指導と対応を問う。 |
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答 |
本市は、個人情報の保護に対し、過去より法律の趣旨に沿った個人情報保護法条例を制定してきた。そして、個人情報保護法の全面施行に伴い個人情報の取扱いには、本市職員は元より委託業者や指定管理者等に対し、不適切な取扱いには罰則規定を設け、情報の漏えい防止に努めている。また、市民からの苦情や相談への対応を始め、民間事業者への指導も国県と連携を取り対応を考えていく。 |
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国分川調節池整備計画 |
問 |
真間川水系の総合治水対策事業で、面積は24haの広さがあり、本市の貴重な河川空間の有効利用に向け、地域の人や学職経験者などで検討委員会を設置し、整備イメージ案を決定した。しかし、運動など多目的に利用できる広さは全体の1割にも満たない。引き続き、国分川調節地を育む会を立ち上げるが、具体的にスポーツ広場としての上部利用について再度検討する考えを問う。 |
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答 |
本市北西部の広大で貴重な空間である、勿論、地域を洪水から守る事が目的ですが、自然を復元し人と自然のふれあいを育み、イベントや運動への参加など、5つのゾーンに分け提案している。また、今後立ち上がる育む会で整備方針を尊重しながら、さらに人と自然が輝く調節池の実現を目指し、併せて上部利用が地域に親しまれるよう努めていく。 |
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北消防署建設計画 |
問 |
市内北部地区の消防警備体制は、北消防署と大野出張所で災害軽減に努めてきた。新たな整備計画では、平成20年頃大野に新消防署を建設し、それに伴い現在の北消防署は出張所になると聞いている。北消防署が出張所へと規模が縮小されることで不安に思う住民も多いが、消
防署を大野地区へ移転する理由と、新消防署開署後の警備体制について問う。 |
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答 |
北部地区の消防、防災体制の充実強化を図るには、北消防署では手狭になり、大野出張所もプレハブ建物で、耐用年数も近い。このため当初より計画していた市の施設、消防訓練施設等、複合施設建設を考えている。新北消防署の警備体制は既存の体制に加え、新たに警防隊の増強も考えている。北消防署が出張所となるが、北部地区全体では、消防警備体制は強化される |
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市川柏線(中央通り)の安全対策 |
問 |
市川柏線、ハ幡2丁目国道14号交差点から曽谷1丁目までを事故多発地区緊急対策事業の対象区間となっている。特に不二女子高等学校から菅野交番付近までの安全対策整備事業は、大幅に遅れていると思うが、今後の整備計画は。また、市川柏線と交差し整備事業が始まっている昭和学院、宮久保坂下、曽谷の3箇所の交差点の安全確保に向けた整備計画の進歩状況を問う。 |
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答 |
菅野交番付近は、平成10年より取り組んでいる。安全確保を目的に歩行者、自転車道路整備、また、渋滞緩和策として右折レーン、
バスベイの設置等を平成20年完成に向け努力して行く。3箇所の交差点改良事業は、曽谷は順調に進めば平成17年末完成、宮久保坂下は角地を確保し整備する。昭和学院は、バスベイは整備したが、
本格的整備は長期課題として取り組んで行く。 |
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