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2021年12月議会 |
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令和3年12月定例議会は、11月29日(月)に開会し、12月14日(火)に予定会期が1日延長し終了いたしました。本年2回目の会派緑風会第1の代表質問を行い、本市の諸問題に対し、10項目について質問いたしました。また、今議会は市川市議会において、話題の多い12月議会となり、パワハラ問題に端を発して一般会計補正予算が否決され廃案になり、市民生活への影響が心配するところであります。尚、国からの臨時特別給付金や市川市独自のいちかわ生活よりそい臨時特別給付金の件などを含め18議案を可決し閉会いたしました。 |
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令和03年12月議会質問項目 |
〇新型コロナウイルス感染症第6波への対応について
(1)本市の新型コロナウイルス感染状況について
(2)第6波が指摘されているが、本市ではどのような取り組みを行っているのか。
(3)コロナ禍における経済対策について
(4)ポストコロナを見据えた経済対策について
〇国府台公園再整備について
・国府台野球場の整備状況と整備後の活用方法について
〇放課後保育クラブにについて
(1)放課後保育クラブの状況及び待機児童解消策について
(2)民間事業者への対応について
〇観光政策について
・観光振興ビジョンの策定状況について
〇議案第41号について
・市川市都市計画法に基づく開発許可の基準等に関する条例の一部改正について
〇財政について
・今年度の決算見込みと新年度の財政見通しについて
[質問と答弁を要約して報告させていただきます。]
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本市の新型コロナウイルス感染状況及び第6波への対応について |
問 |
新型コロナウイルスの感染が猛威を振るっていた8月頃は、全国でも医療体制がひっ迫し、医療機関や宿泊療養施設に入所できない状況が続いた。市川市の2回目のワクチン接種も8割を超え、11月以降は感染者0の日が続いたが諸外国では再拡大してきている。専門家より指摘されている第6波に向けた本市の取り組みを伺う。 |
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答 |
2回目のワクチン接種後、8カ月以上経過した人から3回目接種の準備を整えている。第5波に引き続き、少年自然の家に入院待機ステーションを設置。自宅療養者の支援として健康観察や安否確認、パルスオキシメーターや生活応援物資の配達を市が敏速に行う。また、第6波の時、季節性インフルエンザの流行を考え、12歳未満の市民に対しインフルエンザ接種費用の一部助成を行う。 |
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ポストコロナを見据えた今後の経済対策について曽谷地区の下水道整備について |
問 |
国や県、市の給付金や資金繰り支援により、中小事業者の倒産件数は抑えられている。支援は融資なので債務は残り経営は厳しい状況かと思う。本市には多くの中小事業者があり、本市発展には中小事業者への支援が重要である。収益や経営力回復のための支援策を伺う。 |
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答 |
中小事業者の持続的経営に繋がる取り組みとして、経済産業省と連携して経営力向上計画の策定セミナーを企画した。市川商工会議所や千葉県産業振興センター、税理士会など中小事業者を支援する機関を対象としたセミナーを開催した。策定した計画が国の認定を受けた場合、税制、金融などの支援が可能となり、現在市内85社が認定されている。引き続き中小事業者の新たな事業創出に向けて取り組みを検討して行く。 |
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放課後保育クラブの状況及び待機児童解消策について |
問 |
近年、女性の就業割合の高まりや核家族化の進行により児童と家庭を取り巻く環境の変化を踏まえ、放課後や週末の多くの児童が放課後保育クラブを利用しており少子化の時代においても利用者が増加傾向にある。そこで、本市が指定管理者を通じて運営している放課後保育クラブの利用者数の推移及び、待機児童の解消策について伺う。 |
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答 |
4月1日現在市内小学校に47クラブ133教室に5118人の児童が利用しており、待機児童は51人である。その後、利用者と待機児童は、夏休みをピークに年度末に向け減少傾向にある。本市も少子化が進み5年間で児童数は243人減少しているが保育クラブ利用者数は905人増えている。保育クラブは原則学校内に於いて指定管理者で対応しているが、余裕教室が無く待機児童が増えている地区がある。解消策として民間事業者の運営および運営に対する補助で対応している。 |
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