|
2022年09月議会 |
|
令和04年09月議会は09月02日(金)に開会し09月30日(金)に閉会となりました。会期中12日(月)から16日(金)まで令和03年度の決算を審査する委員会が開催され一般会計、特別会計及び公営企業会計決算はすべて賛成多数で可決成立いたしました。 また、毎年02回行っていた、会派代表質問を行わず、久し振りに大きく05点について一般質問を行いました。 尚、市長提出の議案、認定、報告、追加議案はすべて賛成多数で可決成立し、09月議会は無事終了いたしました。 |
|
|
令和04年09月議会質問項目 |
〇東京外郭環状道路の整備に関連したまちづくりについて
(1)東京外郭環状道路の整備に合わせ、国が造成した91ヶ所の代替地について、現在の状況と今後の利用予定について伺う
(2)東京外郭環状道路の副道沿いに残地のような未利用地が見受けられるが、地域住民の為になる活用はできないか伺う
〇太陽光発電設備について
(1)本市が行っている太陽光発電設備に関する補助事業の内容と実績について伺う
(2)設置された太陽光発電設備が周辺に与える影響について伺う
〇所有者不明土地は全国的に大きな問題となっており、法改正もされている。本市に於いては、都心に近い関係で少ないとの答弁を伺っているが、その後の状況及び対応について伺う
〇東国分爽風学園の小中一貫教育については、令和03年度から03年間を研究期間として1年半が過ぎたが、主な問題点と今後の方向性について伺う
〇令和04年度当初予算は、骨格予算として編集し、政策的な予算の財源については、財政調整基金に積み立てていたと思うが、その活用状況について伺う
[質問と答弁を要約して報告させていただきます。]
|
|
|
東京外郭環状道路の整備に関連したまちづくりについて |
問 |
外環道路の主要部は開通し4年半が過ぎた。整備済みの副道に路傍部(隣接した未利用地)があるが、現在は利用されていない。市道、浦安鎌ヶ谷線にはポケットパークなど市民の憩いの場となる公園が整備されている。そこで、外環道路の路傍部にて市民が憩える有効活用の考えを問う。 |
|
|
答 |
路傍部の活用方法としては、利用者の憩いの場となるような公園の設置が考えられるが、現時点では国は明確な方針は決めていない。市内には自治会やボランティア団体が協定を結び道路や公園の美観の向上を図る取り組みを行っている。国にも地域住民や民間団体と美化清掃活動を目的とした「ボランティア・サポート・プログラム」制度がある。そこで、地元から要望があれば、国へ働きかけていきたい。 |
|
|
|
|
|
問 |
外環道路が開通し市内の交通環境の改善に大きく寄与している。外環道路事業に当たり、国は市川区間約2500世帯の用地取得移転先の代替え地を91区画造成した。しかし、代替え地を準備してから19年、活用したのは10ヶ所のみ、曽谷・宮久保・東国分の72ヶ所は活用0件。この状況を踏まえ、市や民間等での有効活用に対して国への交渉を問う。 |
|
|
答 |
国は外環道路事業「接続道路等」は継続中のため、未利用地は多いが、代替え地は必要であり、現時点では外環道路事業完了方針を決める時期ではないとのこと。特に気になる、曽谷・宮久保・東国分の代替え地の利用は0件の状況である。そこで、市としては、代替え地に関する本市の意向や地域からの要望を整理し、代替え地の有益な活用が図れるよう、国へ働きかけていきたい。 |
|
|
|
|
|
|
太陽光発電設備について |
問 |
市川市は「環境に責任をもつまち」として、2050年カーボンニュートラルの達成には、太陽光発電設備の普及が大変有効と考え、平成12年度から太陽光発電設備に対し補助を開始している。一方、有害物質を含む太陽光パネルの耐用年数は17年とのこと。そこで、補助事業の内容と実績、及び老朽化パネルの対応ついて問う |
|
|
答 |
本市では、住宅用太陽光発電設備への補助額は1Kw2万円、上限9万円。また市内業者が工事をすれば1Kw2万5千円で、上限11万2千5百円となる。平成29年度以降は既築住宅のみ対象。令和3年度までの実績は2440件を補助した。太陽光パネルの撤去や廃棄は、国がリサイクルのガイドラインを示しており、業者が産業廃棄物としての処理を想定している。 |
|
|
ま と め |
太陽光発電設備の老朽化による太陽光パネルの撤去や廃棄が心配される。市もガイドラインに基づきアドバイスをするとのことですが、一部地域では太陽光パネルの不法投棄が発生している。太陽光パネルには有害物質「鉛・セレン・カドニューム」などが含まれております。本市での不法投棄は考えにくいとは思いますが、不法投棄への対応・対策を要望いたしました。 |
|
|
|
|