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2016年2月議会 |
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平成28年2月定例議会は2月17日に開会し、3月17日閉会終了いたしました。
さて、平成27年4月市川市議会議員選挙に於いて、5期目の当選を果たすことが出来、新たに会派清風会を結成し、間もなく一年が過ぎようとしております。そして、9月議会での一般質問に続き、2月議会では会派清風会の代表質問を行い、持ち時間1時間45分、28年度施政方針、教育行政運営方針を中心に、17項目について市当局へ質問いたしました。また、28年度一般会計予算や特別会計などの予算審議も行われ、今議会に提出された議案はすべて可決成立いたしました。 |
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平成28年2月議会の一般質問内容 |
○市政運営の基本方針
・安心して子育てができるまちについて
○防災減災対策
・地域の大学や民間企業との連携について
○まちづくり
・バリアフリー化及び耐震改修について
○教育行政運営方針
・道徳教育の取り組みについて
[質問と答弁を要約して報告させていただきます。]
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安心して子育てができるまちについて |
問 |
安心して子育てができるまちの実現こそ、出産から子育て、そして女性の就労問題など幅広い取り組みが必要である。近年の人口減少社会に対しどう対応していくのか、国を始め各自治体においても大変大きな問題となっている。そこで、「安心して子育てができるまちの実現」の具体的取り組みについて伺う。 |
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答 |
出生率向上に向けた環境を整え、出会いから結婚、出産、子育てまで切れ目のない支援が必要である。そこで、保育施設や子供医療費助成事業を始め、新たに結婚支援事業、保育士等確保対策事業などの支援を進めて行く。また、子育て世代の市内定住促進に向けた環境を整えていく。 |
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地域の大学や民間企業との連携について |
問 |
災害時には救援や避難所の運営などに対し多くの人の手が必要となり、市の職員のみでの対応は難しい。昨年の関東東北豪雨で大変大きな被害を受けた常総市では、防災協定が十分整っておらず物資の受け入れに問題があったと聞く。このような教訓からも災害を想定し、地域の大学や民間企業との連携は重要と思うが、本市のこれまでの取り組みについて伺う。 |
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答 |
災害対応は多岐にわたり、すべてを行政だけで行うことは限りがある。地域の大学や民間企業などとの連携は大切であり、本市では平常時化から千葉商科大学、和洋女子大学や民間企業と災害時の対応についての協議や訓練を実施し、強化を図っている。合わせて、警察や自衛隊、電気ガス等ライフライン事業者との連携も重視し、10月には民間企業とで、土のう積み上げ訓練を実施した。 |
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バリアフリー化及び耐震改修について |
問 |
既存住宅のバリアフリーへの補助制度は、介護保険サービス対象での支援制度もある。耐震診断、耐震改修に対しても本市ではすでに取り組んでいる事業である。そこで、更に安心、安全につながる既存住宅のバリアフリー化及び耐震診断、耐震改修事業の取り組み内容について伺う。 |
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答 |
既存住宅のバリアフリー化、防災性の向上、省エネルギー化に関する改修工事費を補助する「あんしん住宅助成制度」を行っている。耐震診断、耐震改修への支援に対しては、平成16年度より耐震診断、平成20年より耐震改修に費用の助成制度を実施しているが、更に大地震発生時の住宅内の電気を遮断する、感震ブレイカー設置補助などを含め、建築物の耐震化を促進していきたい。 |
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道徳教育の取り組みについて |
問 |
特別の教科道徳の取り組みは、小学校では平成30年度、平成31年度からは、中学を含め特別の教科道徳が全面実施されると聞く。子供たちの心の教育には道徳教育は大変重要であり、より一層の充実が求められている。そこで、道徳教育の全面実施を見据えた新年度からの取り組みについて伺う。 |
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答 |
近年、いじめ問題や社会的規範意識の低下など、心の教育の重要性が増してきており、道徳教育を改めて認識し特別の教科として位置付けることとした。そして、現在は励ます評価を行い、主体的に道徳的な実践を行う意欲と態度を育むとある。本市の各学校では、あいさつを重点項目にあげ、家庭や地域と連携し、人としての礼儀や社会人として求められる醸成に努めて行きたい。 |
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