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2014年2月議会 |
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平成26年2月市川市議会定例会は2月17日(月)から3月24日(月)までの36日間にわたり開催されました。平成26年度施政方針並びに、今年度より教育委員会として、新たに教育行政運営方針が示され、会派緑風会代表として、質問持ち135分、大きく27項目について質問いたしました。平成26年度の一般会計予算や特別会計などの予算審議も行われ、今議会に提出された議案はすべて可決成立いたしました。 |
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平成26年2月議会の一般質問内容 |
○施政方針について
(1)市民が望む景観・美しい景観づくりについて
(2)危機管理体制及び消防力の強化について
(3)公共施設の維持・管理について
(4)外環道路の供用に併せた道の駅の整備について
(5)本市のスポーツ政策の方向性と具体的な内容について
○教育行政運営方針
(1)新年度から進める小中一貫校のモデル校検証・結果について
[質問と答弁を要約して報告させていただきます。]
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市民が望む景観・美しい景観づくりについて |
問 |
市民が望む景観は地域ごとに異なると思う。そこで、美しい景観づくりに向け、市民から意見を伺い、住んでみたい、住み続けたいまちを実現するとあるが実現に向けての考えを問う。 |
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答 |
街並みや自然景観だけでなく、建築物の色彩デザイン・街並みデザインそして、道路・空地などを活用した花壇や緑化の整備。また、オープンガーデンの推進など、市川市らしい取組に対して、市民の思いを生かし、市民と行政で美しい景観のまちの実現を目指していく。 |
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危機管理体制及び消防力の強化について |
問 |
強化を図る危機管理体制の整備及び消防力の強化は、首都直下型地震の発生確率の状況から大変重要である。そこで、強化に対する具体的な内容と期待される効果について問う。 |
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答 |
大地震などの災害に備え、消防資機材の整備強化を始め、自助・共助の防災力の向上を目指し、小学校区防災拠点体制の構築に取り組んでいる。また、有事の際、危機管理室と消防局の連携強化は重要と認識し、引き続き万全な体制に務めていく。 |
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地域の防災訓練の様子 |
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公共施設の維持・管理について |
問 |
本市の公共施設の多くは、高度経済成長期の急激な人口増加の対応の為に建設された。すでに30年以上過ぎた多くの公共施設がある。そこで、老朽化した施設の維持・更新をどのように考えているのか問う。 |
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答 |
新たに公共マネジメント担当室を設置し、福祉・文化・教育施設及び道路や橋などの公共建築物の台帳を作成し、併せて統括的な企画・管理・利活用などの統合調整を担当していく。今後、存続・廃止・統合を含め、延命化や立替などを検討していく。 |
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外環道路の供用に併せた道の駅の整備について |
問 |
外環道路に隣接する道の駅の整備が始まった。休憩・情報発信・防災機能などを整備する事は理解した。そこで、広さ1.5haの道の駅オープンによる、市川市を始め地元への効果について問う。 |
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答 |
期待できる効果は、まず観光情報やイベント情報を発信する。そして、交通・災害情報の提供及び、災害発生時には一時避難場所や救護活動の拠点とし、今後の地域防災計画に位置付けていく。また、地元食材の販売機会の場所を提供し地域経済の波及効果に寄与していきたい。 |
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本市のスポーツ政策の方向性と具体的な内容について |
問 |
市内北東部に、欧州のアーセナルフットボールクラブが開校される。北東部を始め市内全体でスポーツへの関心が高まると思うが、スポーツタウン構想を含めたスポーツ政策の具体的な内容を問う |
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答 |
本市のスポーツ施設の老朽化への対応や、施設の少ない北東部地域へ、スポーツタウン構想を策定した。市民プール周辺及びリハビリ病院隣接地のサッカーグラウンド周辺を候補地とし、体育館やテニスコートなどの整備を検討している。また、サッカースクールの運営はアーセナルのコーチのほか、元Jリーガーの方々が指導にあたる。 |
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新年度から進める小中一貫校のモデル校検証・結果について |
問 |
新年度、学校間の連携強化に向け、塩浜小・塩浜中の小中一貫校化を進めていく。モデル校として平成27年度開設に向け準備に入るが、検証時期及び検証結果をどのように生かしていくのか問う |
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答 |
現在、平成27年度一貫校移行に向け、検討委員会を開催し進めている。検証時期は3段階で実施し前期4年、中期3年、後期2年とし、9年後の平成35年度末に一つのサイクルが完了。そこで総合的な検証を実施する。検証結果の活用として、小中の枠を持たない環境で連携強化「つなぐ教育」を展開していく。 |
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